Valve: ハンドブックで新入社員を迎える

http://www.valvesoftware.com/company/Valve_Handbook_LowRes.pdf

1 comment | 0 points | by Jshiike 4年弱前


Jshiike 4年弱前 | ▲upvoteする | link

Valveは、PCゲームプラットフォームSteamを運営してます。先日、TV向けのゲームコントローラ(紹介ビデオ)も発表して話題になってました。


昨日のエントリー「Treehouse: 本当にフラット、つまりマネージャーがいなくなった会社。そして個の時代がくるのか?」で、TreehouseのCEOのRyan Carsonがフラットカンパニーのコンセプトを導入するにあたり参考としたという、Valveの新入社員向けのハンドブックを一読してみました。



…Valve is flat…..we don’t have any management, and nobody ” reports to” anybody else…..we do have a Founder/President, but even he isn’t your manager.



という完全フラット。どのプロジェクトをやるのか、どのプロジェクトに参加するのかも、全てメンバに任せるというスタイルです。


なぜValveでこのスタイルが成り立つのかという理由を同社は、「創業以来、外部の資金を一切調達していない。」ことを挙げています。これは確かにそうで、市場や外部株主の意向を一切気にしなくてよければ、経営の自由度は大きいかと。



Every company will tell you that “the customer is boss”, but here that statement has weight.”



「顧客の声に耳を傾けよう。」という企業は多いものの、それに相反する指示に戸惑うというのが日常の会社業務だと思いますが、顧客のためという考えに集中できるのはうらやましいです。


それと面白い取組みだと思ったのが、机を動かせること。好きなところに座る自由座席ではなく、全員の机に車輪が着いていて、一番近くにいるべきチーム or 人のところに常に移動をするというオフィスのスタイルです。ちなみに、どこの電源にコンセントをさしたかでオフィスのどこにいるのかを表示する座席表が社内のウェブサイトにあるとのこと。


Quaraのように、入社1ヶ月のメンタリングに力を入れる会社がある一方で、Valveは、「組織として(自主性に重きをおいているので)メンタリングはそれほど得意ではない。」と言ってますが、このハンドブックのような文章を残しているところが、組織としての強さをつくってるのだと思います。ハンドブックが、どこかからコピーしてきたような内容でなく、オリジナリティがあって、しっかり考え抜かれた、かつユーモアのある表現でまとめられてるところがよいですね。


週末時間があれば、是非ご一読ください。イラストもあって楽しい内容です。



Scaling Agile @ Spotify を読み直す(その1)


DevOpsカルチャーでエンジニア組織をマネッジする [Spotify]



#valve #人事 #組織 #働き方 #フラットカンパニー

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