できるエンジニアだけで組織をつくる

http://www.slideshare.net/bcantrill/surge2013

1 comment | 1 point | by Jshiike 3年以上前


Jshiike 3年以上前 | ▲upvoteする | link

上記のスライドは、JoyentのSVP, EngineeringであるBryan Cantrillがエンジニア組織のあるべき姿ついてまとめたものです。BryanはSun Microsystems出身で、同社がOracleに買収されたのを受けて、2010年にJoyentに移ったという経歴。Joyentはクラウドサービスの会社ですが、Node.jsのスポンサー企業として知られ、Node.jsの中心人物であるIssac Schlueterなどフルタイムでオープンソース開発に従事する社員がいます。昨年、Greylock, Intel CapitalなどからSeries Dラウンドで$85Mの資金を調達してますので、投資家からは上場を期待されていると思われます。


彼の意見としては、



[モチベーションをあげるポイント]


ミッション、チーム、技術的なチャレンジ > 給与


[モチベーションを下げるポイント]


パフォーマンスレビュー、階層を意識させる役職名、ランク付け、エンジニア経験のないマネッジメント、遠い昔にエンジニア経験があったマネッジメント、フォーカスできない組織、権威主義、くだらないこと


[エンジニア組織のリーダーシップ]


経験と人格的にベストなエンジニアはリーダーの資質がある


コードの1行1行がビジネスデシジョンである


フラットな組織、オープンなコミュニケーション、柔軟な組織編成がエンジニアのリーダーを育てる環境



大筋同意します。特にパフォーマンスレビューは時間がかかりすぎて無駄ですね。「目標は何ヶ月もたつと意味がなくなるので、必要ならば何度でも変更して上長とメンバで確認する」「コミュニケーションは重要だが、数ヶ月に一度という定期的なものである必要はない。」「昇給昇格は気づいたらすぐに実行」と思い北米ではやってましたが、日本ではまだ定期パフォーマンスレビューの文化は強いですよね。「定期レビューなしで、どうやって大組織を運営するのよ?」という反論もあるかもしれませんが、コアバリューだけを抱える組織にして、会社を大きくしないのが、オープン化していく世の中では正しい(正しいというよりは皆がハッピーになることと競争力のあることを両立できる会社になる)組織のあり方だと思います。


Bryanの結論はあっさりしていて、「できるエンジニアだけで組織をつくると良い。」ということです。一読したときは、「そりゃJoyentはNode.jsで知名度もあって、カネもあって、オープンな社風で優秀なエンジニアが集りやすいからでしょ。」とちょっと思いましたが、よく考えると、これからの会社体はオープンソースをビジネスに取り込むことを当然のようにやっていかないと、Joyentのような会社との採用競争には勝てないでしょうから、見習うべき基本形だとも言えるかと。



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