Evernote: Phil Libinが語る自分のためのプロダクトをつくるということ

http://www.youtube.com/watch?v=XHed2NGhg2g

1 comment | 0 points | by WazanovaNews 3年以上前


Jshiike 3年以上前 | ▲upvoteする | link

EvernoteのCEOのPhil Libinは、ロシア生まれのボストン育ち。Evernoteで初めてシリコンバレーに移ってきたという経歴。シリコンバレーの経営者というガツガツしたアグレッシブさはなくて、人の良いおじさんという表現がぴったりです。音楽家/チェスチャンピオン/博士号を複数もつ秀才などを排出した一族の中で、本人曰く特別な才能がある分野がなくて、スポーツも苦手だったが、コンピュータだけには熱中できたという子供時代。

大学時代に友人と創業したEngine5を、運良くネットバブル崩壊の直前の2000年頭に売却。その後創業したCoreStreetでの政府向けのセキュリティビジネスという分野は、実際にやってみたら、あまり面白くなかったと語ってます。その経験から、他の誰かのためのプロダクトでなく、自分のためのプロダクトをつくりたいと、Evernoteを起業。

ちなみに、幸せというのは人生で会わなくてもよい人達と出会う確率を下げることという考えで映画館にもいかなくなったと言ってる彼が、一方では、


もし、新しい会社をやるにしても、今まで仕事をした仲間で、また一緒にやるメンバが50人はいる。

と答えてますので、人望が本当にあるんでしょうね。

以下、少しランダムですが、このインタビューの中で、印象に残ったPhilの発言です。


一番大変なことはプロダクトをシンプルにするということ。シンプルにすることと、パワフルにすることのトレードオフがあるうちは、シンプルさを極めてない。「もう少しシンプルにするべきか?もう少しパワフルにするべきか?」と悩むときは、もっとデザインを良くすべきということ。本当にシンプルなものにはトレードオフがない。

「会社のカルチャーをどのように維持していけばよいのか?」とPhilがTwitterのCEOのDick Costoloにアドバイスを求めたときの、Dickの答えを紹介して、


会社のカルチャーというのは変わっていく運命にあるもの、リーダーの役割は、それをあるべきだと思う方向に進化していくように誘導すること。

ウィスキー好きのようです。日本に来てサントリーの山崎蒸留所を見学したときに、ウィスキーの広告に出たいことをそれとなくアピールしたのだが、おそらくやんわり断られたのではないかというエピソードを披露してます。そして、インタビューの途中で出されたウィスキーを手にして一言、


"Evernote helps you remember, Suntory helps you forget."

話しが本当に楽しい人ですね。



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