Jshiike 2年弱前 edited | ▲upvoteする | link | parent | on: 相手の立場にたつ意識と無意識

CSS-Tricksのエントリー。Chris Coyierが、「相手を思いやること、相手の立場にたって考えることが一番大切なスキルの一つ。」と語っています。

相手の立場にたつと、自分がつくったプロダクトをユーザがどのように使うのか理解でき、そのおかげでUXスキルを磨くことができる。サポートメールを書くときも文面を工夫できるようになる。ミーティングも意味のあるものにできる。コミュニケーションを受け取る相手がどう感じるかを考えれば、明確に相手に伝えることができるようになる。

それを実践するために、

相手への感謝を忘れないこと。相手にとって、自分が嫌なヤツになりかけたとしても、自分でそれを阻止することはできる。怒りは怒りを引き起こし。やさしい気持ちはやさしい気持ちを生み出す。

キツイ表現でなく、正直にフィードバックすることも大切。Web開発において、バグを伝えないことは思いやりではない。バグレポートを書くことで、相手の立場にたっていることを示すこと。

大切なスキルだというのは誰もが賛成すると思いますが、それでも努力が足りないと日々反省させられるのは、「一番」であるという心がけが足りないのかもしれません。

また、自分は様々な状況の中で揺れ動いて日々を過ごしているのに、他人のことは、無意識のうちに型にはめて判断しがちだということもあるかも。

Ben Casnochaが、PayPal / LinkedInのFounderであるReid Hoffmanについて書いた「10,000 Hours with Reid Hoffman: What I Learned」において、

人はしばしば他人の強みや性格を白黒で分けようとする。「あの人は素晴らしい」とか、「やつはアホだ。」とか。「倫理観の王子のようだ。」とか、「勝利が全てだと都合が悪いことは見て見ぬ振りをするハスラーだ。」とか。それは残念な傾向で、人の強みは常に流れの中の関連性で決まる。オスカーワイルド曰く、「聖人は皆、過去があり、罪人には皆、未来がある。」人間というのは複雑なものである。

必要なのは、長い文脈の中で理解すること。また、「思いやろうとしても理解できない。」でなく、「ものごとには両面があることを理解し、相手の強みを活かすかたちで思いやること。」かと。

相手が過ちを犯しても、弱点が露呈されても、長い期間で育むお互いの豊かな関係において、たった一つのデータポイントに過ぎない。Reidは、一度の失敗や一つの欠点で相手に対する評価が曇ることがほぼない。だから友人は皆、彼に対して忠実なのである。

多くの弱点には対となる強みがある。Reidはものごとを整理するのがあまり得意でないが、その無秩序が彼のクリエイティビティの源である。弱点は強みに変えればよい。実績がなくて信頼を得られないことを心配するのではなく、既存のものに縛られないで新しい観点で実行できるとアピールできる。頭の回転がものすごく早いわけでなければ、逆に思慮深くディテールにこだわり仕事を進めればよい。

ちなみに、「10,000 Hours with Reid Hoffman: What I Learned」は長文ですが、他に「ビジョンの副作用」などReid Hoffmanの含蓄のある考え方がまとまっているので、一読をお勧めします。


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